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ゆうた





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ゆば

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もう長くないので、最後に家で過ごしてもらいたいという病院側の配慮なのだ。
家族で紅白歌合戦を観たのち、母と僕の二人で二年参りに行った。
近所の神社で、僕は母の癌が治るようにと祈った。治らないだろうけど、と思いながら。
母が何を祈ったか知らない。自分の癌をよそに、僕の幸せを祈ったのかも知れなかった。
母は僕を医者にしたかったが、僕にそんな頭は無かった。二浪してもどこの大学にも受からず、プライドはズタズタになっていた。
医学部でなく文学部を受けると母に言った。落伍者の文学をやりたかったのだ。しかしどこの文学部も受からなかった。
「最後に訊いておきたいことはない?」と母が言った。
「ないよ」と僕は答えた。訊いたら本当に最後になってしまうような気がしたのだ。
母の容態が急変し、病院にもどることになった。
親戚一同が集まり、母を見守った。母は静かに息を引き取った。
泣きながら、僕は何を考えていたか。これで母の圧倒的な支配から逃れられると考えていたのだ。
僕は母を本当に愛していたけれども、母からの過剰な溺愛で窒息しそうになっていた。
これで解放される、と泣きながら思っていたのだ。
あれから長い年月が経ち、僕は母と同じ歳になった。
母よりも歳上になろうとしてるなんて不思議な気持ちだ。
短歌
自らのそう遠くない通夜のため母が大きなテーブルを買う

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