🧠 ことばのせかいのふしぎな話｜吉田賢太郎の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

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投稿

吉田賢太郎

2025/11/28

🧠 ことばのせかいのふしぎな話
🍄 養老先生が考える「ことば」の正体
ねえ、きみたちが毎日つかう「にほんご」って、べんりだよね？
でもね、じつはこれ、ちょっと**「魔法のクスリ」**みたいなんだ。
🧪 悪魔的ドラッグの正体
「わかった」のポチッとボタン:
目の前に、いろんな色のりんごがあるとする。
でも、きみたちが「りんご」って言ったとたん、
その「ちがい」は全部消えて、あたまのなかで**「同じもの」になる。
「あー、わかった！」って、あたまがスッキリするでしょ？
このスッキリが、じつはちょっとした「ごほうび」**なんだ。
めんどうなことを考えなくてすむ、ラクちん魔法なんだよ。
みんなと一緒の安心感:
みんなが「あれはダメ」って言うと、自分も「ダメなんだ」って思う。
みんなが同じことばで話してるから、**「みんなの仲間だ」って安心する。
まるで、みんなで同じクスリを飲んで、夢のなかで手をつないでるみたい。
でもね、この安心は、自分の「本当の気持ち」**をかくしてしまうこともあるんだ。
ホントの世界が見えなくなる壁:
ことばは、**「バカの壁」**になっちゃうこともあるんだ。
「わたしはこう思う！」って決めたとたん、
ちがう考えや、目の前のホントの現実が見えなくなる。
ことばに頼りすぎると、自分のからだで感じてること（あつい、さむい、なんだか変だぞ？）が、どんどん遠ざかってしまうんだよ。
⛩ デーモン閣下が示す「ことば」の姿勢
そして、デーモン閣下は、ことばを**「すがたを美しく見せる衣装」**みたいに考えている。
カッコいい姿で話す:
閣下は、いつも古い日本語をまぜた、キチッとしたことばを使うよね。
それは、「ことば」って、だらしないものじゃなくて、ちゃんと気持ちや考えを運ぶための、大切な箱だって知ってるから。
伝統（むかしからのやり方）を大事にすると、ことばもりっぱなすがたになるんだ。
音のちからを楽しむ:
歌を歌うとき、ことばはただの記号じゃなくなる。
「音のひびき」になって、きみの心を動かす。
閣下は、日本語の美しい音のちからを、一番よく知っている人なんだ。
✨ まとめ：きみへのメッセージ
にほんごは、べんりな道具で、仲間をつくる魔法だよ。
でも、つかいすぎると、現実から目をそむけるドラッグにもなる。
ことばにだまされないで。
自分のからだで、ちゃんと感じてごらん。
そして、その感じたことを、きみの「美しいことば」で、ていねいに伝えてごらん。
それが、ことばの本当のつかい方なんだ。

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