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ブルームーン

ブルームーン

息子が今月誕生日で18になった。
成人である。
「誕生日何がいい?」
に最初
「株」
と言っていたが、それは普通に却下。

「ゼンゼロのパーカー」
ぜんぜろ?
Amazonでしかないという。
検索したら幾つか柄があるけど何かダッサ!
え、コレマジ?!
「うーん、ポンプもいいんだよねー[笑う]」
本人はチョーマジ[目が回る]
見た感じペラッペラのポリ100%。
それに幼稚だわ~~。アンタ成人なんだけど?

私の誕生日の思い出は、幼少期まで遡る。
当時流行っていた「バトントワラー」の「バトン」が欲しかった。妹と2人で「バトンが欲しい」と両親にねだった。
父がある日「バトンを買いに行ってくる」と出かけて行った。
妹と二人でワクワクして父の到着を待った。
帰ってきた父の手には何故か「縦笛」が。
白の。
「バトンは危ないからフエにした」

私は期待に期待した「バトン」ではなかった事に心底ガッカリした。
こういうガッカリは脳みその細胞死ぬのね。
本当にサーーーーって脳みそが崩れる音が聞こえた。それで多分バカになったんだと思う。興味のない縦笛なんて貰っても嬉しくないの全開である。

という経験をしたことで、欲しいものが手に入るということは心を豊かにする、と感じた。
あの時バトンを貰っていたら、私の心はそこそこ潤っていたと思う。

ので、ダサいパーカーでも、幼稚でも、私は息子に ぜんぜろのパーカーを買ってやることにした。きっと後で(あのパーカーダサかったな)と後悔するかもしれんが、希望でなかった物を貰うより、欲しかった物を貰う方が断然心を豊かにする。

#息子の誕生日
#パーカー
#母の思ひ出フラッシュバック
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