ただ踊るだけでも、ただ演じるだけでもなく、踊りつつ演じるバレエを題材に選んだのがめっちゃハマってる気がする。「役」を演じながらも「音」に動かされる感受性を持っていて、なのにそこに絶えず「自分」の人生がある。それを表現する格闘の中で「劇場になりたい」って言う主人公に本気で痺れた。