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隠居

隠居

他にも積読があるのにうっかり読みはじめちゃったんだけど(というか他のがややヘビーなので息抜きになっているかもしれない)、いやぁ、面白いわ……
なんでそんなみるからに危なそうな職場を選んじゃうんだよ!?じゃないですか、まず。
きっかけとしては普通に高待遇を示され渡航してて、内情のわからない危険な国に行く認識はあったみたいだが騙されたり無理に連れてかれた訳ではなく、まあややハイリスクな長めの出稼ぎくらいの感じだったんでしょう。
それがどうも正日と対面して気に入られてから、なんだろう、魅了されてしまったかのような……
一度は無事に退職して日本に帰国できたのに段々また向こうで働きたいという思いが強くなり、声がかかるのを待つようになる。日本に妻子もいるし帰国後の勤め先でも腕を見込まれ店を任せたいという話もあって、国内で居場所がなかったわけでもないのに。権力者が自分のことを重用してくれる、親しく声をかけ握手をし褒美も授けてくれる、という状況はそんなに人を狂わせるのかという凄まじさを感じる。
著者がわりと飾り気のないさっぱりした筆致の人なので、さらっと描かれる状況のぶっとび具合とのコントラストがすごい。
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コメント

隠居

隠居 投稿者

1 GRAVITY

あぁ独裁国家……という緊張感ある描写と楽しかった思い出みたいなほのぼのエピソードが入り混じっており、緩急が激しすぎて不謹慎なんだけど笑ってしまう

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隠居
隠居
常に監視下に置かれなにか疑われるようなことや粗相をしたらクビが飛ぶぞという粛清の恐怖と隣り合わせではあるのだが、しかし恐怖支配一辺倒で側を離れられなかったというわけでもないらしく、気に入った部下への面倒みはよく、いいパフォーマンスをすれば上機嫌ではしゃいでくれて、極めて鋭敏な味覚をもった趣味のいい人だったりと、人間的な魅力や親しみも感じていたのがわかる書き方なのが、なんか複雑でリアルだ
2 GRAVITY
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ます

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ねえ、お嬢さん、君は飢えているんだ
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