🌟 ぼくの心のアルバイト帳（ノート）｜吉田賢太郎の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

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吉田賢太郎

2025/10/29

🌟 ぼくの心のアルバイト帳（ノート）
ぼくはたくさんの場所で、しごとを学んだよ。
それは、大人になるための、心のアルバイト帳なんだ。
１．海のちかくの、ちから仕事
場所：お父さんの魚市場（やなぎばし）
学んだこと：「責任」と「ねばり強さ」
あさ早く、まだ星が出ている時間。
冷たい水と、魚のにおい。
重たい箱を、よっこいしょと運んだ。
これは、ただのお手伝いじゃない。
店を守る**「責任」と、
大変でも休まない「ねばり強さ」**。
ぼくの体の**芯（しん）**を、太くしてくれた。
２．やさしさのまほう、旅館のあかり
場所：おばあちゃんの旅館（まるき）
学んだこと：「思いやり」と「心づかい」
旅館のあかりは、とてもあたたかい。
お客さんが何をのぞんでいるか、
言われる前にそっと気づく。
それは、まるで**「まほう」みたい。
人を気持ちよくさせる「やさしさ」**の力。
自分の気持ちより、相手の気持ちを大切にする心。
ぼくの心に**「おもてなしの光」**を灯してくれた。
３．まんなかで、わいわいがやがや
場所：お父さんの居酒屋（ひょうたん）
学んだこと：「素早い動き」と「笑顔の力」
名古屋駅の地下は、いつもにぎやかだ。
お客さんの注文が、一度にドッとやってくる。
あれも、これも、まぜこぜだ！
このとき、頭をフル回転させる。
「何を先にやればいい？」とすぐに決める力。
そして、どんなときも、明るい声と笑顔で返す力。
ぼくの**「動きの早さ」と「切り替えの早さ」**を、みがいてくれた。
４．いま、心の準備室で
場所：さくらんぼの会（作業所）
学んだこと：「自分を知る」と「休むこと」
でも、ぼくの心は、ときどき風邪（かぜ）をひく。
急いで走るのをやめて、今はこの準備室にいる。
ここでは、**「休むこと」が大切なお仕事。
そして、「自分はどんな人間か」**を深く知る時間。
市場の強さも、旅館のやさしさも、ゆっくりと整える。
今は、ふたたび光の下で働くための、
**「心の土台」**をしっかり作っているところだよ。
これが、ぼくの物語。
経験したことは、ぜんぶ「今のぼく」を作る栄養（えいよう）になっている。

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