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桔梗色のきたじー
『无題(3)』(10月23日~24日にかけて。悪夢の記録。)
家も木々も草も全て白い世界にいる。しかし、雪ではない。
道に、倒れている人がいた。……瞬間、とても知っているシルエットだと認識した。見ると、怪我をしている。衣服に血も滲んでいた。
が、安否を確かめようと駆け寄ると、その人物は私を睨み、私を突き放す。その目に光はなく、目の下には涙の跡が鮮明に残っている。
その時、この怪我は私が負わせたのだと知った。
近寄ろうにも、「来ないで!!!」と怒号を浴びせられる。
私は、「何もできなかった」。
怪我をしている私の「友」は、よろよろ立ち上がると、家の方へゆっくり歩いて行った。その手足は震えている。
私は、去っていく「友」の背中を見て、膝から崩れ落ちる以外に、「何もできなかった」。
ふと、世界が一面黒くなる。
何者かに睥睨されているのを感じ、顔を上げると、目の前に、見知った……「人外」がいた。
泥だらけ。
私が顔を上げたのを知ると、それは俯きつつ薄ら笑いを浮かべた。直後、こう言う。
「言っただろう? 『私は死なない』と」
刹那、一気に胃も脳も沸騰する。襲いかかろうとするものの、見えない壁に阻まれる。
……泥被りだった。前に倒したはずの、泥被り。
泥被りは、私を嗤い、こう言う。
「おのれ、滑稽だな!」
そして、泥被りは去ってしまった。
目が覚めた時、顔に違和感を覚えた。違和感の源を探ると、それは涙の跡だった。
そんな……。
私はとうとう夢で泣いてしまったのだ。嬉しくもない涙である。
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