賛否両論な添加剤、9万キロ目前の空冷エンジンくんはあちこちイタイイタイなので試しに2%追加で60キロほど流してみたらなんとまあ

賛否両論な添加剤、9万キロ目前の空冷エンジンくんはあちこちイタイイタイなので試しに2%追加で60キロほど流してみたらなんとまあ

・嫌な振動が減り精神衛生が向上
・するする回るので加速力アップ(当社比)
・逆にエンブレはソフトな効き具合に

ものは試しと前から気になってた二硫化モリブデンをぶっ込んでみたらこんなに変わるのね。
そもそもは昨日の1年点検でメカニックに「来年の春先にはぼちぼちこんなメンテをしましょう」とコミコミ15万円くらいの見積もりを頂戴したので、(どうせあちこちイジくるなら)と自己責任でトライしてみたらまさかこんなことになるなんてヒデキ感激でした。

ニ硫化モリブデン、とは？
柔らかい金属で固体潤滑剤にピッタリなんだとか。鍵穴に2Bとかの鉛筆の芯を塗り塗りすると良くなる的なアレですね。
固体なので沈殿や目詰まりがどうのこうのでμmがなんやかんでおまけに有機モリブデンはシリンダー内で反応して結局ニ硫化モリブデンになるけどその為にはオイル内に硫黄分がどげちゃこげちゃな雰囲気だったので大人しくAZのハンマーオイル100mlを半分くらい投入してみたのでした。

一番の期待はオイル滲みの改善だったのですが、これは距離を走らないといけないので要観察。
ドラッグスターは早く走るためのバイクではないんだけれども、燃費改善！やパワーアップ！みたいな話をあちこちで見かけたので高速にも上がり右手をびっくりするぐらいこねくり回してみました。

それが感動しちゃいまして…
いつもはふぬわ㎞/hまで出すと車体がバラバラになりそうなほどの強い振動がこれ以上の加速を許さないアラートをエンジン全体で表現してくるのですが、今回は針が見たこともないあぬぱ㎞/hを刺してそれでもなお加速していきそうな(加速するとは言っていない)フィーリングに思わず心の中で「神よ」と仏教徒なのに天を仰がずにはいられませんでした。
ややもすれば地面に黄色で70と書かれた不思議なカーブをあぬぱ㎞/hで走るのはデスフロムアバブがポキューンでレバブルな予感がタイプライターだったのでこれからも指先ひとつでお前はもうご安全にの精神を健やかなネバーエンディングストーリーな僕は死にましぇんにカーンち、チョメチョメしよで行きたいと思います。現場からは以上です。