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のびた
インターフォンが鳴った。
もちろん、そんな時間に訪れる客もいない。
何事かと恐る恐る出ると
そこには
老婆が、いた。
深夜の来方はそれだけで少し怖い。
お婆さんと言うのは
怖いと言うよりも不気味さが増す。
80〜90歳くらいだろうか。
白髪の小柄な老人。
ざわざわとした胸で
対峙する
小さな声で何か
もぞもぞと聞こえる
よくよく聴いてみると
「◯◯先生の…ところに…」
「◯◯先生は…?」
「◯◯先生のお宅ではありませんか?」
…と
探している家(◯◯先生)が見つからなくて
困っている、という様子だった。
昼間であれば「ここではないですよー」
で済むのだが
時間が時間である。
おそらくは
徘徊。
警察に連絡して
保護をお願いする。
話では聞く
その行動を目の当たりにして
ぼんやりと
親を思う。
将来の自分を思う。
長生きはしたいがしたくない。
墾田永年私財法 feat. 田ンボマスター
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それは恐怖体験だ…。 おばあちゃん、無事におうちに戻れてるといいな。