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ジャムジェム

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ぷにるはかわいいスライムの、アニメ2期までの感想。(※ネタバレ注意)。

漫画で読んではいたものの、アニメ区切りという点で、ぷにかわは非常に完成度が高い。

一期がコタロウの成長譚だとしたら、2期はぷにるがコタロウとの関係を見直す話。

よく似たテーマである『トイ・ストーリー』では玩具は次代に引き継がれるとか、そういう話になってた。
ぷにかわに関しては、トイストーリーといろいろ対になってる話だと思う。持ち主と意思疎通取れて、自分は玩具だと自認に一貫性がある。コタロウと離れたくないっていうのもそう。

閑話休題。

アニメ2期の最終回として、これまでの話を振り返っての締めくくりが、あまりにも綺麗に終わった。『ぷにるはかわいいスライム』という話が終わったと言ってもいい。(異論は認める)

演出的にも、一期のオープニング曲が最後に流れる辺りで、「あー、このアニメってこういうことを伝えたかったんだな」と思わせられる。

《コタロウとぷにるが友達じゃなくなる話》というテーマは、どう着地するのかは見えないんだけどね。そこを見ないと成仏できない。

本誌を追っての話は、さらにネタバレになるので控えるけども、今後どうなるのかは本当に予想がつかないぜ。

ただ、その関係性の終着点のための、大前提として人とホビーの関係とはこうあるべきと示したのは非常に高評価。

ジュレがやった、ぷにるがコタロウとの愛で人間になる、という幻想をぶち壊した。

ホビーと人間として、果たして恋愛関係へと至るのかという、同人でよくある業の深いテーマを、一般の人にもよく分かるように丁寧に描写してるのには、脱帽する他にない。
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