友達と恋人の違い。｜あお🫧 の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

友達と恋人の違い。

私にとっての友達や恋人は、◯◯さんでしかなく、
リスペクトの色合いが人によって異なる感じ。
透明に澄んでいたり、少し熱を帯びていたり。

一般名詞ではなく、固有名詞化しているというか……
つまり、「関係性」ではなく「人」そのものへの敬意が軸になっている。
なので、友達への想い、恋人への想いの形として考えてみる。

その違いは、その形に“自分”が入り込むかどうかなのだと思う。

友達には、ただ「元気でいてほしい」「幸せでいてほしい」と願う。
その願いに、余計な条件はつかない。

けれど恋心は、そこに小さな独占欲が芽を出す。
「その笑顔をつくるのが、私であってほしい」
「その健やかさのそばに、私がいたい」
気づけば、想いに自分の影を忍ばせている。

そして、もしあなたを笑顔にしているのが別の誰かだと知ったとき。
「それでも、あなたの幸せを願うよ」と言いながら、
胸の奥で針のような痛みが走る。

その痛みこそが、恋の証。
その敬意が熱を帯びすぎたゆえの現象が、恋心。
友情と恋情を分かつ、境目なのだと思う。

それと――贔屓目で見てしまうのも、きっと恋の特徴だと思う。
何をしていても愛おしくて、どんな仕草にも目尻が下がる。
まるで孫を見守るおじいちゃんのように。

そんな風に思わせてしまうのが、恋なのかもしれない。
頬杖をついて、ぼーっと考えてしまう。
それは、恋の入口だと思う。

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友達と恋人の違い。