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ドーパ民

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岩波の「日本近代短篇小説選」を全巻読了しました
最初に昭和篇1を読み、面白いので全巻買ったのが確かコロナ最終盤の頃だったのかな
間に他の本を挟んだり、並行して別の本を読んだりしながらだったので、読了まで3年ほど
時代を俯瞰して眺め、時代を超越するような長い旅が終わったような気分
この旅の過程で未だその作品に触れた事のない数多くの作家を知る事ができました

個人的に印象に強く残っているのはどれも昭和篇所載の作品で、ハンセン氏病を患った作家・北條民雄、ゲロを吐くような饒舌体・ 高見順

そして最終巻の昭和篇3の掉尾を飾るのが三島由紀夫
所載の作品は当然短篇で、言ってしまえばなんという事もない1日を描いた作品なんだけど、あの紙数であの叙情を現出する筆力は途轍もないものだ

これまでに三島由紀夫作品はいくつも読んでますが、今回のような横串的な読み方をすると、その端正で美しい文体、小説的な技巧、古典への蘊蓄とそれに裏打ちされた美意識が際立って感じられる思いでした

後半生のアクの強さが苦手だけど、作家としての三島由紀夫の才能の華麗さ巨大さは改めてすごいの一言
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