投稿
じゃむ
「蛍たちの祈り」町田そのこ
たまたまだけど、町田そのこさんの「ぎょらん」と言う本も以前読んだ事があった。
「ぎょらん」は、完読した後は、本のタイトル通りというよりも、心温まるような感想を覚えた。
この今回の本に関しては、主な登場人物の奇妙で数奇な生き様、人間との巡り合わせによって起こった、その人しか分かり得ない犯罪や罪を犯した意識、その人にしか分かり得ない感情が、鋭く描かれていた。
また、感情移入する場面も多くあった。
過酷な中で生きてきた登場人物は、そういう選択肢を選んだ、ただ誰もが責める事は出来ない、責められない、子供は、親を選べない、親は子供の幸せを奪ってはいけない、
大人になるまでの、幸せを手に入れられず叶えられなかった人の最期。
死と言うよりも、出だしから、内容が重いテーマを自身に与えられ、正道の生みの母親の幸恵、同級生の桐生が幸恵との恵まれない環境の偶然な一致や、事情や恩があり、数奇というか、偶然または、必然に、正道を引き取ってくれた養父でもある桐生に対してやっと発せられた桐生が亡くなった時、火葬場での死んでたから放った「お父さん」は、総てを読んで事情を知った自身からは無条件に涙が溢れた。
桐生や幸恵、その他繋がった登場人物の生き方、選択肢、そうならざるを得ない、犯罪、命を奪おうとする者の言いしれぬ色んな思いや、感情、選べない環境。
重い内容の一冊だと思いました。私が軽々しく感想を書く事も、文字も選べないとも思える作品です。
ただ1つ感情とか、正義とか、正しいとか、正しい道とか、そういった安泰で、簡単に済まされる事が許されない境遇の登場人物や、実際にも犯罪とは、総てとは言い切れない、ただ、理由として、選択せざるを得ないんじゃないか、と、昔読んだ東野圭吾の「白夜行」「手紙」も思い出され、そう思えた。
ただ、それは、周りや世間が批判したり、軽視したりする場合が多く見られるが、そういう背負うモノは、誰しもあるが、背負わなければいけない境遇にあった、経験した者にしか、理解しがたい選択肢というものは、必ず存在する、とも思えた。

話題の投稿をみつける

みみ(=^
#Venue101
#KingandPrince

かねこ
ShowCaseリピしよ!

ぽっけ
#Venue101
#KingandPrince

酢好き
誰?

ふしゃ

\ネコ

こらる

すしロ
・驚弾炸裂(中村紀洋)

あゆみ

なーん
#Venue101
もっとみる 
関連検索ワード
