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マグネーザー

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WBC世界フェザー級暫定王座決定戦。同級1位ブルース・キャリントンと、同級11位マテウス・ハイタの一戦。試合結果はキャリントンがほぼフルマークの判定勝ちで暫定王座を奪取。

確かにキャリントンは強い。速射砲のようなジャブに正確極まるボディとフック、回転の速い連打の後にタイミングをずらして仕掛け、相手に打たせずにキャリントンが一方的に打つ理想的な展開。フェザー級の中でも出色の選手だ。

しかしハイタの頑張り、タフネスさに手を焼いた感がある。凡そ下位ランカーとは思えぬ攻撃でキャリントンに迫るハイタの姿は印象的だ。

フェザー級も混沌としている。WBA王者のニック・ボール、WBC正規王者で井上尚弥選手と激闘を演じたスティーブン・フルトン、IBF王者のアンジェロ・レオ、WBO王者のラファエル・エスピノサ 。どの選手も超一流。誰がフェザー級を統一してもおかしくない面子ばかり。

暫定とは言えキャリントンはその只中に殴り込む形となった。さて、誰がベルトを纏めるか。キャリントンはフェザー級で何処まで登れるか? フェザー級が面白くなって来た!
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