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吉田賢太郎
「カレコレ屋」の看板を掲げる事務所は、今日もまた奇妙な依頼で賑わっていた。
「えーと、今回は…パンダの悩みですか?」
カゲチヨが呆れたように問いかけると、依頼人のパンダは笹をかじりながら深々と頭を下げた。
『…最近、笹の味がしないんです。このままでは笹食い虫の名が廃る…どうか、最高の笹を探してください…』
ヒサメは首を傾げ、シディは黙って記録を取る。彼らの「何でも屋」は、元々人間の困りごとを解決するはずだった。しかし、ある日を境に、依頼主のラインナップは人間界の枠を飛び越え始めたのだ。
始まりは、たった一本の古びた木からの依頼だった。
「…私、この場所から動けないの。でも、もっとたくさんの光を浴びたい…」
その声を聞いた時、最初は幻聴かと思った。しかし、その木の周りの土壌を調べ、日当たりの良い場所へ移植した途端、木は嬉しそうに枝を揺らし、新芽を吹き出した。その瞬間に、彼らは確信したのだ。自分たちは、人間だけでなく、ありとあらゆる「生きとし生けるもの」の声を聞き、その困りごとを解決できる存在なのだと。
それからというもの、彼らの元には多種多様な依頼が舞い込むようになった。
森の奥深くで迷子になった子鹿の捜索、開発によって住処を失ったリスの新しい巣探し、さらには、病で枯れかかった花壇の治療法を探してほしいという、花からの悲痛な叫びまで。時には、目に見えない微生物たちの増殖を助け、土壌を豊かにするという、途方もない依頼もあった。
彼らは生物学や生態学の専門書を読み漁り、時には未知の言語で動物たちと対話する術を模索した。依頼をこなすたびに、彼らは地球上の生命が抱える根深い問題に直面した。気候変動、環境汚染、種の絶滅…。人間の営みが、いかに多くの生命に影響を与えているかを痛感した。
「パンダさんの悩み、最高の笹ね…」ヒサメが呟く。「もしかしたら、笹自体がストレスを感じてるのかもしれないわね」
カゲチヨは腕を組み、いつものようにぶっきらぼうに言った。
「結局、俺たちがやってるのは、地球のセラピストみたいなもんだな。面倒だが、これも『何でも屋』の仕事のうちだ」
シディは、淡々とタブレットにメモを続ける。
「依頼内容:パンダの味覚改善。アプローチ:笹の生育環境の調査、土壌の活性化、精神的ケアの可能性を検討」
彼らは知っていた。この「生きとし生けるものの何でも屋」としての道は、決して平坦ではないことを。しかし、生命の輝きを守るという、究極の使命を帯びた彼らの物語は、今まさに始まったばかりなのだ。
この物語は、**『混血のカレコレ』**の世界観をベースに、「生きとし生けるものの何でも屋」というコンセプトを組み合わせてノベライズしたものです。いかがでしたでしょうか?
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ふらふ

堀川

ドラま

mik🐹ミ
本日もめちゃくちゃねっむいです( ³ω³ )
おそようございます☀

1220

ろあ

あるる-

🚙みっ
3ナンバーじゃんw
その車すごいカスタムしてるし、
排気量とかも改造してんだろうなw

めう
辛いの苦手やから豆乳麻辣湯にしたんやけども、あれはハマるわ。春雨で罪悪感なし。

は(並)
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