苦しい状況に立たされた時、誰かに頼りたくなる。話を聞いて欲しくなる。でも、誰かに自分の人生を何とかしてもらおうと縋るのは絶対に間違っていることなんだ。気付きを得るために誰かを頼るのは間違っていないが、誰かに自分の苦しみを渡して何とかしてくれないかと期待するのは間違っているんだ。これは紙一重とも言えるほど判別が難しいが、その違いは自分が苦しみから脱するために気付きを得ようとするかどうかの意志によって決まるのだろう。
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