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忘貝
やはり一番を挙げるならオペラかザッハトルテ、或いはシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテなのだが、レッドベルベットケーキのような愛らしいものも差し置いてはおけない。フォンダンショコラのような温かさのあるスイーツも良いし、マドレーヌやフィナンシェのような片手間に取れる気軽なスイーツも良い。デビルズフードケーキなど、とびきり重たいのも最高だ。エクレアやカンノーロなんかは「スイーツを得ている」という実感をよく得られるし、西洋っぽいのに縛られず、ハルヴァやバクラヴァなんかを推したい気持ちもある。祖国の生み出した素晴らしいスイーツの数々も忘れてはならない。たい焼き、団子、黒糖まんじゅうに水まんじゅう…落雁や桜餅なんかも趣き深い。しかし、本当に愛するべきは、初心に帰って、マンディアンなのではなかろうか? 真に愛くるしさの頂点に経つのはシンプルなイチゴショートケーキなのではなかろうか? そもそも、「好き」の基準は何なのだろうか? 味か?見た目か? 制作方法? 材料? それとも概念そのものなのだろうか。
答えは出ない。スイーツという名の深淵に片足を踏み入れたが最後、可愛さとカロリーの暴力によって、ホイップクリームみたいに攪拌され続けるしかないのだ。カスタードのようにじわじわと火を通されるのを待つしかないのだ。スイーツに終わりはない。伝統的な祭祀事のクッキーからなんでも有りの創作パフェまで、幅広い菓子を包括した言葉がスイーツだ。
好きなスイーツは何か。そう問われたならば、僕は敢えて「スイーツ」と答えるべきなのかもしれない。
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