去年の6月で会社を去った部長、就任当初から節目の飲み会の時には自ら部員に酒を注ぎに回ってくれた。会社に入って10年、ずっと同じ会社にいたがそんなことをしてくれたのはその人が初めてだった。しかも代理店契約の契約元とはいえ、他所から来た人だったのにもかかわらず。「よく分からんけど、俺が〇〇(元いたところ)にいた頃は、役職者になった者は普段働いている人を労うために、自分から酒をつぎにいくんだ…っていうふうに教わったけどな」会社に入って、歴代「下が注ぎに行くのが当たり前」という上役ばっかりでそれが当たり前だと思っていたので衝撃を受けた。代理店契約をしている間柄で、そのあたりの文化交流ぐらいあってもよさそうなもんだが…いいところをちっとも吸収しないのがウチの駄目でバカな所だ。
なぜこんなことを今更言うのかというと…故稲盛和夫氏の「一生懸命働いているのは君たちだ。俺がつぐんだよ」という記事を見つけたから。なんだ部長は神様に倣っていたのか。嗚呼、もっといてくれたらよかったのに。
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去年の6月で会社を去った部長、就任当初から節目の飲み会の時には自ら部員に酒を注ぎに回ってくれた。会社に入って10年、ずっと同じ会社にいたがそんなことをしてくれたのはその人が初めてだった。しかも代理店契約の契約元とはいえ、他所から来た人だったのにもかかわらず。「よく分からんけど、俺が〇〇(元いたところ)にいた頃は、役職者になった者は普段働いている人を労うために、自分から酒をつぎにいくんだ…っていうふうに教わったけどな」会社に入って、歴代「下が注ぎに行くのが当たり前」という上役ばっかりでそれが当たり前だと思っていたので衝撃を受けた。代理店契約をしている間柄で、そのあたりの文化交流ぐらいあってもよさそうなもんだが…いいところをちっとも吸収しないのがウチの駄目でバカな所だ。
