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見るもの聞くもので一喜一憂していても、自分の人生を生きることはできない。
まして怒りなど、災難しか生まない。

情報が多すぎる今という時代。
手元に明かりが沢山あるように見えるが、実は明るいが故に陸地が見えないときもある。特に夜の海は。

友人知人やSNSや余計なモノつまり手元の明かりを全て断ってはじめて、ぼんやりと陸地の明かりが遠くに見えてくる。なにを目指すのか、自分の本質とは。
余計なものとは。人と比べたり、いい仕事があるんじゃないかと思ったり、この人は豊かで幸せそうだと思ったり。でもみんな必死だったりする。
月末もう少しあればなあ、みんな思ってる。商売柄 あるふりをしなければならない人がほとんど。

比べても迷うだけ。自分というものが分かっていなければ。
人に期待してるから自分の道が見えなくなる。

なにがあっても、死ぬときは自分ひとり。例外はない。すべて置いていかないといけない。

人は毎日 自分の心を立て直す時間を持たないとなかなか正直に生きられない。
迷いを捨てるには余計なものは邪魔になる、ぼくはそこを常に心において過ごしたい。
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