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たいち
その結果発表を地域住民の前でお話しする機会を得たので、学生たちの発表スライドを添削させて頂いている。
内容は素晴らしいけど、人様の前で発表するレベルのパワポになっていない。
内容は箇条書きで文字が多くて小さい、字体がバラバラ、スライド用のフォントじゃない、写真もイラストも少ない、一つのスライドでメッセージ多すぎる。
そんな感じで添削をしてました。
例えばこのスライド、黒は黒でも、文字の色が原色すぎる(keynoteでいうリコリス)と見るときにストレスがかかる。
彩度をやや下げて(keynoteでいうタングステンくらいを)作ったほうが見やすい。大きい画面だと尚更違いがわかる。
過去偉人が「白って200色あんねん」と話したけど、そらそうだろうと思う。
スライド作りで彩度や明度を気にした事がある人は当然そうだと感じる(というか200どころじゃなくて無限にある)
他の指導者からは「ちょっと学術的じゃない所の指導が多くない?」的な事を言われたけど、それでいいと思ってる。
プレゼンテーションの本質は「相手のアクションをどう変えられるか」それに尽きる。
内容が学術的に価値が高いか
プレゼンターの声のトーンがいいか
スライドが見やすいか
メッセージが伝わりやすいか
そんないろんな要素の中の一つに、内容が学術的に正しいかどうかがあるだけだ。
医学部では特にそうだけど、学生時代はスライドの体裁は気にしない事が多い
読み手の多くが教員だからだ。その子の理解度や発表の学術的価値を頑張って拾いに行ってくれるからだ。
社会に出たら違う。魅せ方が悪ければ基本は見向きもされない。受け取り手が頑張って理解しようとしてくれるなんてことは、基本的にはない。
研修医時代にそんな風に教えてくれた先輩のおかげで、僕は周りからはややプレゼンが上手い人として見られている。
周りが絶望的に学術的正しさだけを語りたがるからだ。学会でも聞いてられないなという発表が多い。(学会は学術的価値を語り合う場なんだけど、それにしてもって感じではある。)
実際、少し研修医時代に学んで魅せ方を意識するだけで大学病院の研修報告会では優秀賞で表彰されてたりもする。
医学生、看護学生、薬学生あたりの皆様、ぜひスライド作りのお勉強お薦めします



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こはる
本題とは逸れますが地域診断! 行政や地域の方のまちの指針づくりに活用されていますね。 計画する側にとっては重宝するデータです。 ブラッシュアップされたプレゼンで、医学界だけでなく地域の方たちにも課題が認識されるといいですね😆
ふわり
わかります。。若い頃にプレゼンとか場数を踏まなかったせいで、今になって苦労してます[大泣き]見せ方、ストーリー、聞いてもらう努力と度胸は経験値のところも多そうですね。
にゃー💕
確かに たいちさんのおっしゃる とうりです🤗✨
あり
たいち先生のような医師とご一緒に地域医療の仕事がしたい…東北の山に来てくれませんか(懇願)