お嬢様学校の記憶、音楽家の祖父と父の影響

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ともくりん

2024/08/02

過干渉の親のほうがヤベーって投稿見てて
思い出しちゃった。
お嬢様学校には色んな子がいたが
今でもたまに思い出す子がいる。

祖父は音楽家
父は大学教授
音楽家の娘である母は彼女をピアニストにすると決めて育てていた。

3歳から習うのはよく聞くがそんなもんじゃない。送り迎えは車で母送迎。
帰ったら3時間横に母付き添いの元レッスン。
間違えると手を叩かれると言っていた。

休日は新幹線で東京の名のある先生のところへレッスン。
著名なピアニストが来日した時は数日
学校を休んで特別にレッスンを受けていた。

え！習い事で1週間とか
学校休んでいいの？と子供心に衝撃的だった。

一貫校だったので高校まで同じだったが
体育の授業も彼女は休み。

ピアニストになるので球技は指を損傷する
危険があるのでさせないで下さいと
母から学校へ文句、、もとい
お願いされたそうた。

びっくりしたのは
全て素晴らしい環境で育てられた彼女は
13になるまでインスタントラーメンを
一度も食べたことがないという。

良い環境すぎて世俗の知らないことが
多かった。

ええ、ワルガキ、、もとい、
世俗ほ子供達な私達は
彼女に色々教えてしまった。

学校でインスタントは禁止されていたが
お湯は出る蛇口はあるのでこっそり昼休みに
みんなで試食会🤣

お堅いシスターも先生も
見てない知らないフリをしていた。
本質的なことは何か、どうして禁止なのかを
わかっている人達だなぁと思った。
(栄養面で劣るのでということだが、
ご家庭の方針で食べたことすらないのは別)

学校外の活動日は
許可を取れば昼食を街で取って帰っても
良かったのでジャンクなピザや甘いジュース
そんな彼女が食べたことないものを
内緒で一緒に食べた。

殺人犯が書いた手記も彼女は興味を持っていたが禁止されたらしくこっそり貸した。
悪魔の辞典とかも👿

ガチガチに固められた生活は
窮屈そうだと思っていた。

ある日、彼女の苗字が突然変わった。

両親が離婚したからではない。
母方の音楽家である祖父の家の財産を継ぐため
家族でたった1人だけ祖父と養子縁組をしたので
苗字が変わったと聞いた。

なんか辛い気持ちにならないかなと
子供心にも思ったがさすがに聞けなかった。
どうすることも出来なかった。