金「それで……恋までしちまってさ。俺は見事にのぼせ上った。自分の音楽すらもなげうってもいいとまで、思った。青さゆえの勘違いだな。挙句、相手のソプラノ歌手は俺からあっという間に離れ…。――あの恋は俺に何ひとつ残さなかった」