綿菓子を固めたような雲がもうあちこちで見られるようになってきた。青い空から張り出した紋様は、やっぱり遊牧のそれを思い浮かべて、飼い主はどこかと探してみたり、してる。歩調は軽快なまま、やっぱり、夏が近づいているんだなと、耳をすませば、瓶の中でカランと優しいビー玉の音が聞こえる。夏だ