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チキンバターマサラ
簡易な3列シートが並んでいて、出発前の人たちが荷物を抱えながら座っている。
みんな旅先のことで頭がいっぱいな風で他人のことなんて見ていない。それをいいことに、私はいただいた柿の葉寿司の箱を開く。箱にブロックのようにはまったお寿司をひとつ手に取り、葉を開く。
ほこっと形状を保っているお寿司は、口に入れるとほろほろと崩れた。その瞬間に優しいお米の甘さが口の中にほわっと広がる。私の知ってるものに比べ、酢が甘くなかった。その分お米が甘いことを知る。柿の葉からはまだ茂っていた頃の生きた香りがする。艶艶しすぎていない、自然かつ丁寧な色の葉だった。それを繰り返す時間がただ尊い。バスからは海が見えます。
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