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たいち
✳︎表現が敢えて一部生々しいです。
今日、救急車を受け入れ治療するも、残念ながら救命に至らず亡くなってしまったご高齢の方。
医学部5年生の学生と一緒に対応した。
救急車からの入電の時点で、医療者であれば「救命は難しいだろうな」という内容。
できる限り可能な処置には入ってもらい、ベッドの移動や搬送も手伝ってもらった。
ご家族に「施設の方も、救急隊も、到着してから僕らも全力で救命を目指しましたが、難しそうです。」その言葉を伝える場面に同席。
いよいよ呼吸と心拍が止まり、家族を処置室に呼んで死亡確認を行う前。顔の周りの吐物を綺麗にしてもらった。
「本当によく頑張ったと思います、最後は苦しむ時間は短かったと思います。ご愁傷様でした。」
それを聞いて泣くご家族。
エンゼルケアという、死後の処置もナースと共に入ってもらった。
その後の振り返りで、冒頭の言葉が聞かれた。
医療者は大なり小なり、人の死と向き合う。
その中で少しずつ自分や家族を投影して傷ついたりするもの。
でもしっかりと一例一例逃げずに向き合うと、強くなったり優しくなったりできる。そんな気がしてる。そこまでは伝えなかったけど。
大事な経験をさせて頂きましたね。
お疲れ様でした。
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若いスタッフたちに良い看取りケアを経験させてあげたいです。その為にはケアマネとして、しっかり舵取り、プランニングしていきたいです。
てん
5年生に経験してもらうことを判断したたいち先生さすがだなぁと思いました。先生もお疲れ様でした。 この経験をさせてくださった患者様やご家族様のためにも、この学生さんも素敵な医師になってほしいですね!
ash
その方と縁もゆかりも無かったのに。何かの縁で、最期の時間をご家族と共に共有させていただく。その方の背景や人生も知らないのにそこに立ち会わせていただく。そのとこの尊さを知って欲しいですね。お一人おひとりに真摯に向き合ってくれる、立派なお医者さんになってくれるといいですね。
マイペース🍃
人の生死に携わる仕事にただただ尊敬しかありません。
Liz
この前隣のICUから出て来た所に遭遇し…… オペ室の方がまだ平和なのだと痛感してしまいました[目が回る]