かかりつけ医制度の現状と課題｜GRAVITY(グラビティ) SNS

#かかりつけ医 #地域医療

来週は健康支援員の定例会があるので、提出書類の纏めなうです[冷や汗]
先日触れたかかりつけ医って「かかりつけ医制度」という言葉があったような気がして検索してみたら、NHKの解説が出てきました。
まだ記憶に新しいコロナ大流行中は、地域のクリニックが受診できず自宅療養になり、中には亡くなるという方もありました。
発熱外来というものも最初はなかったし、できても予約できる人数が限られていて受診できない、或いは受診できても結局PCR検査を受けて解熱剤をもらって後は寝るしかない、という状況でした。
独居や家族がいても全員感染して受診もできないという場合、本当に危なかったです。
それで、今の日本の体制はどうなってるのか？というと、NHKの説明ではかかりつけ医は制度化されておらず、今のところ自分が通える開業医を探して行くだけなんですよね。

医療費を払う健康保険組合連合会はかかりつけ医を認定制にして患者を登録し、責任を持たせようとしたけど、医師会が反対し、政府は間を取って手を上げた医療機関だけ認定する事を提案したけど、厚労省としては

***認定も、登録もなし。
かかりつけの患者の対象となるのは医師が継続的に診ることが必要と判断した人だけ。
たとえば高齢者で慢性疾患のある人などに限定する、という案を出して、政府はこれをベースに今後法改正を進める方針***

なのだそうです。

一方先日整形でかかった総合病院の地域医療支援病院の説明を病院のHPで見ました。
かかりつけ医で必要な医療機材がない場合は、それを申請してもらったら支援病院のものを使えるようにしますとか、かかりつけ医でできない事を紹介状をもらったらこっちで診て、安定したら戻します、とか書いてあります。他にも地域の医療従事者の資質向上の為の研修会もやるそうです。

ただ、今回のコロナで発生したような問題については、ここを反省してこう変えますっていうのはなさそうでした。
SARSとかMERSとか、或いはインフルエンザも含め、大流行する感染症は必ず起こります。
その時、どうするのか？
かかれる病院もなく、自宅で市販薬で療養って二月までの中国と同じような状況になりそうです[眠い]