うちのお馬鹿くんが激変！店主の厳しさが実を結んだ理由とは？

#バイト君は可愛くない
うちのお馬鹿くん
最近劇的に仕事ぶりが変わった

ので
#今回はバイト君も良い子
なのだ

店主が急にバッシバシ鞭を打った事があって
そりゃあもうパワハラモラハラ

言ってる事は確かに間違えてはいないの

でも語彙や口調に悪意しか感じなくて
周りの人間を悪く言う、どうした店主

涙目で堪えるお馬鹿くん、すまんな

その晩お馬鹿にフォローの電話
飴はあげないけども

バッチバチ鞭を打たれた彼には
デコピン程度の軽ーい鞭を

「おまえは馬鹿だな？」
『はい、馬鹿なんですわかってます』

「でも店主がおまえの身の周りの人間を馬鹿にするのは違うよな？おれも酷いと思った」
『そうなんです！友達とか先輩の事を馬鹿にされて！腹が立ちました！ムカつきました！みんなの事を知らないのに！』

「でもなんでそう言われてしまうかわかる？」
『なんでですか！？』

「おれってしっかりしてる？」
『はい！大和さんは！店長はすごくしっかりしている人です！』
「じゃあうちの親は？」
『お会いした事は無いですが絶対しっかりしている人だと思います！』
「おれの友達ってどう思う？」
『お会いした事のある人もいますが、皆さんしっかりした人たちです！』
「その中にはどうしようもない馬鹿もいたよ？」
『え、そうなんですか？』

「おれの身の周りを褒めてくれてありがとう、じゃあ逆も然り、おまえが馬鹿でしっかりしていないせいで？」
『あ...』って

多分ここでわかってくれたんだよね
やっと、2年半かかったけど

「じゃー、どうすればいいかわかるね？」
『はい！俺が馬鹿ではいられないですね！』
「親御さんは馬鹿か？」
『いや！絶対にそんな事無いです！』
「友達や先輩は馬鹿か？」
『もちろん馬鹿もいますけど！馬鹿にされたくない人もたくさんいます！』
「今のままじゃみーんなおまえのせいで馬鹿にされてしまうぞ」
『嫌です！俺はいいですけど周りは嫌です！』

「はいダメー、今の話だと『俺はいいです』じゃないでしょう？」
『そっすね！俺も嫌です！』

なんて3月中頃
そこから脱お馬鹿を目指してくれている(と思う)
最近ほんとに変わってきた

良い奴なんだよ
頑張ろうね

おれにお馬鹿くんってあだ名を返上させてくれな