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臼井優
1/28(水) 11:01 Yahooニュース
1月30日に今春のセンバツ出場校が発表される。近畿枠では奈良の公立進学校である郡山高が候補校に選出されている。例年、京大・阪大をはじめとした難関大に合格者を出す名門校で、昨秋大会では県大会でベスト4に入るなど活躍を見せた。躍進のウラにはどんな理由があったのだろうか。《NumberWebレポート全3回の2回目/続きを読む》
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桜花グラウンド。郡山高校の施設であり、「日本さくら名所100選」として名高い、郡山城の跡地らしいネーミングと言える。
ここが郡山野球部の練習拠点である。
平日は16時から19時までの全体練習のほか20時半まで使用可能で、今では照明にLEDライトが搭載されている。シーズン中の休日は10時頃まで陸上部が使用するが、その間にウォーミングアップやシートノックといった準備を済ませておけば、すんなりと練習試合に移行できるという。
公立校の中では…恵まれた練習環境
近年は部員が1学年10人を切ることも珍しくなかったものの、監督の岡野雄基は「環境で郡山高校を選んでくれる子は多いと思います」と、実情を説明する。
「奈良県の進学校はほかの部活動とグラウンドを共有しているところもあるなか、うちは練習試合も外に出ていくことはほとんどないですし、練習時間も学校側が比較的、寛容に対応してくれているので。野球をする環境としては恵まれていると思います」
岡野はチームについて「コツコツ型」と努力の姿勢を評している。それは、この環境によって育まれた、いわば郡山の原点だ。
戦前の1933年に一度だけ甲子園に出場していたチームを、71年夏に全国ベスト4、98年春にはベスト8。12回の出場で12勝と強豪へと成長させた森本達幸が監督だった時代から、郡山は基礎を重んじてきた。
教え子である岡野が高校時代を過ごした06年から08年より以前から、特に下半身を中心としたメニューが多かった。バーベルを担いで75メートルを進むランジ、タイヤ押しといったサーキットトレーニングによって体の土台を築いていったというのだ。
「何かしらの形で高校野球に携わりたい」と教員、そして指導者になるために奈良教育大学へと進んだ岡野にとっても、高校時代は原体験として息づいていくこととなる。
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