幾何学的な知性と細やかな知性は、それぞれの領域に留まっていれば、それぞれ正しく、優劣のないものである。それに反して、幾何学的な知性が日常の具体的で細やかな出来事について抽象的な原理に無理やり当てはめて証明しようとすると、却って多くのことに気付かず見逃し、馬鹿げた結論を導いてしまう。一方で、逆に細やかな知性の持ち主も、自分の知性のあり方で判断しようとすると、直感的にイメージできない抽象的な証明について行けないがために、そのような事柄を何の役にも立たないものと軽蔑するようになる。だがどちらもそれ自体では愚かではない。本当に愚かなら、そもそも幾何学的な知性の持ち主とも細やかな知性の持ち主とも言えない。
1 関連する投稿をみつける
話題の投稿をみつける
関連検索ワード
幾何学的な知性と細やかな知性は、それぞれの領域に留まっていれば、それぞれ正しく、優劣のないものである。それに反して、幾何学的な知性が日常の具体的で細やかな出来事について抽象的な原理に無理やり当てはめて証明しようとすると、却って多くのことに気付かず見逃し、馬鹿げた結論を導いてしまう。一方で、逆に細やかな知性の持ち主も、自分の知性のあり方で判断しようとすると、直感的にイメージできない抽象的な証明について行けないがために、そのような事柄を何の役にも立たないものと軽蔑するようになる。だがどちらもそれ自体では愚かではない。本当に愚かなら、そもそも幾何学的な知性の持ち主とも細やかな知性の持ち主とも言えない。