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Aoi_9

Aoi_9

私には好きだった男の人がいました。
彼は私の初恋です。
私たちはネットで知り合って、ほぼ毎日、一年間ずっと連絡を取っていました。
初めて会ったとき、彼は私を本気で会いに来たわけじゃなかった。
実は、彼の彼女が私の住んでいる街にいて、ついでに私に会っただけだったんです。
それを知ったのは、ずっと後でした。
当時の私はまだ17歳で、家庭環境も良くなくて、
誰かに大切にされるという感覚をほとんど知らなかった。
そんな中で、彼は私に優しくしてくれた。
それだけで、私は彼を好きになってしまいました。
体の関係を持ってから数日後、彼は突然、何事もなかったかのように連絡を断ちました。
私はずっと、自分が何か悪いことをしたんだと思っていました。
でも一週間も経たないうちに、
彼とその彼女が仲良く写っている写真をSNSで見てしまったんです。
怒りと悔しさで、私は彼をすべての連絡先から消しました。
その怒りは、一年も消えませんでした。
それから一年半ほど経った頃、
昔一緒に使っていた音楽アプリを通して、彼から突然メッセージが届きました。
「どうして消したの?また連絡先を戻してほしい」
そう言われて、私は彼を追加し直しました。
電話で彼は言いました。
「別れた。ずっとお前のことが忘れられなかった」
私は頭が真っ白になって、
次の日の帰国チケットを衝動的に買いました。
乗り継ぎを何度もして、十数時間かけて、
飛行機を二本、高速鉄道を一本乗り継いで彼の街へ行きました。
私が着いたと知ると、彼はすぐに会おうと言いました。
同じベッドに横になっていたとき、
彼のスマホが突然鳴りました。
彼が誰かに対して、明らかに取り繕うような話し方をしているのを聞いて、
私の心は一気に冷えました。
その瞬間、全部分かってしまったんです。
彼は、あの時の彼女と、まだ別れていなかった。
その後、何気ない会話の中で、彼はこう言いました。
「一度、買ったことがある」
「相手は年増で、いかにもって感じだった」
私の中は、言葉にできない感情でいっぱいになりました。
どうして私は、二年間も、
こんな人のことを忘れられずにいたんだろう。
私は彼の街で一か月分の部屋を借りていましたが、
まだ半月も残っていました。
それでも私は、彼と最後にもう一度だけ会いました。
そして言いました。
「私たちは、もう一生、二度と会わない」
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