正義が、契約を守ることに存するならば、正しい人・正しくない人というのは、その人のそのように契約を守る・守らない性格ないし態度を示すものである。つまり、正しい人というのは、可能な限り契約を守るという正しい行為を行おうとする人であり、正しくない人というのは、基本的に契約を守ろうとしない人のことである。しかし、時には突発的な感情により、正しい人でも契約を破ってしまったり、正しくない人も恐怖から契約を守ったりすることもあろう。だが、それにより正しい人がすぐ正しくない人になったり、正しくない人が正しい人になったりするわけではない。正しい人と正しい行為とは別であり、正しい人の正しい性質は、個々の行為よりも、より長期的に見た傾向によって決まる。この考え方そのものは、伝統的な美徳の考え方にも一致する。 関連する投稿をみつける
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正義が、契約を守ることに存するならば、正しい人・正しくない人というのは、その人のそのように契約を守る・守らない性格ないし態度を示すものである。つまり、正しい人というのは、可能な限り契約を守るという正しい行為を行おうとする人であり、正しくない人というのは、基本的に契約を守ろうとしない人のことである。しかし、時には突発的な感情により、正しい人でも契約を破ってしまったり、正しくない人も恐怖から契約を守ったりすることもあろう。だが、それにより正しい人がすぐ正しくない人になったり、正しくない人が正しい人になったりするわけではない。正しい人と正しい行為とは別であり、正しい人の正しい性質は、個々の行為よりも、より長期的に見た傾向によって決まる。この考え方そのものは、伝統的な美徳の考え方にも一致する。