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たるお

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一方だけが権利と事物を譲渡する贈与においては、未来の権利譲渡の約束だけでは効果を持たず、宣言の時点で権利を譲渡している、または未来の譲渡が保証されている必要がある。一方、相互に権利を譲渡する契約においては、未来についての約束だけで成立する。何故なら、一方的な贈与においては直接的にそれによる利益が見込まれず、実際に贈与する意図があるかどうか疑わしいが、相互的な契約においてはそれによる利益を前提としており、また互いにそれに同意していると想定される。したがって、未来に関する相互の契約履行の口約束はそれだけでも、履行に時間差のある信約として機能する。ここにも、ホッブズにおける人間の意志は必ず利益への欲求か損害の忌避に基づくという前提が働いている。動機となる欲求か忌避が見出だされるからこそ、個々の行為が意志的なものと見なされるのである。
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ハーロック

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第一話 (第二話)


彼女は、夜の“個別接客”を終えて、始発まで灯りの消えないファミレスの端に座っていた。
名札だけ外し、コートの襟を立てる。店内は明るい。明るすぎるくらいだ。なのに胸の奥は、ずっと暗いまま息をしている。

指先が冷たい。
それでもスマホの画面だけが熱を持っている。

「振り込み、できた?」
母から短い文字。父からは、ギャンブルのスタンプ。

返事を打たない。
打てない、じゃない。いま夜が明けるまでの自分に、返す権利があることを、ようやく思い出しかけていた。

三歳のころから、何度も言われてきた。

――お前が稼がなきゃ終わる。
――親を助けるのが子どもだ。

それは「ルール」になった。疑う以前に、空気になっていた。
笑うのも、謝るのも、従うのも、全部“正しい”の側に寄せておけば、殴られない。捨てられない。そういう計算が、骨の奥に染みついている。

でも、もう心が持たない。
限界はとうに超えている。笑顔を貼り付けるたびに、自分の中の何かが削れて、薄い粉になって落ちていく。

「……私、何やってるんだろ」

つぶやいた声は、水のグラスの縁に触れて消えた。

そのとき、向かいの席に黒い服の男が座った。
黒いコート、黒い手袋。風もないのに裾が静かに揺れて、妙に“最初からそこにいた”みたいな顔をしている。

関西弁で言う。

「自分、よう頑張った顔しとる。せやけどな、その頑張り方、“命削り”になっとるで」

彼女は眉をひそめた。

「……誰ですか」

「通りすがりや。ほな、いっこ聞くわ。
自分、“正しい”って何やと思ってる?」

「親にお金を渡すこと。親を好きでいること。……それが正しい」

黒い服の男は、そこで笑わない。否定もしない。
代わりに、机を指で軽く叩いた。トン。トン。まるで合図みたいに。

「ほな、置き換える。逆にするで」

「もし自分に、同じ年の妹がおったとしてな。
妹が親に無理やり働かされて、泣きながら金を渡してたら――
自分、それでも“正しい”って言えるか?」

喉が詰まった。
妹の顔が頭に浮かんだ瞬間、胸の奥が裂けそうになった。

「……言えない」

「せやろ。
つまりそれは“正しさ”ちゃう。“慣れ”や。刷り込みや」

彼女は唇を噛んだ。
噛んでも、苦さが増えるだけなのに。

「でも、親を嫌いになりたくない。
親を好きだと思う気持ちは……間違いじゃないはず」

黒い服の男は、そこだけは丁寧に扱った。
乱暴に触れれば、彼女が自分ごと壊れてしまうと知っている目だった。

「好きって気持ちは間違いちゃう。せやけどな、好き=言いなりちゃう」

「好きやからこそ、距離がいる時もある。
好きやからこそ、相手の“壊れ方”に付き合わんでええ時もある」

彼女は笑いそうになって、笑えなかった。

「……距離って。私、逃げたら悪い人間です」

黒い服の男は、容赦なく言った。

「ここ勘違いしたらあかん。
子どもは親の奴隷ちゃう。親から生まれても、親の持ち物ちゃう」

「それはキレイごとやない。権利や。生存権や。
“自分が生きてええ”っていう、いっちゃん根っこの話や」

“生きてええ”が、自分には贅沢に聞こえる。
そう教え込まれてきた。贅沢なやつは叩いていい、と。

黒い服の男が、少し声の熱を落とした。

「世間の善意、信じられへんのも分かる。
せやけどな、“善意”を信じろ言うてへん。信じるのは仕組みや」


#希望 #自作小説
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ぬるりひょん

ぬるりひょん

深夜テンションでyoutube見てたら野原みさえに対しての極端な考えのアンチがいて、なんかめっちゃイライラして5分くらい考えた末に勇気を出して初めてコメント(反論)したら相手にばっかりいいねされててめっちゃ萎えてコメント消した[ほほえむ]なんて愚かな人間なの…
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りこ

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今日は学校休んじゃったけど来週から行ってみようかな!!
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りな🍋

りな🍋

人間の事なんか好きになれない私にはピッタリなのかもしれない笑
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のせ

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えっ、個通機能あるの??
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りた

りた

32歳の私、24歳からSNS無知だと馬鹿にされるが…別に自分の私生活を人に見せたり他人の私生活に共感したり、そういうのに興味のない20代だっているだろ笑
SNSやってる人間がカースト上位みたいなその考えがガキだって言ってんだよ笑
しかも別にXもインスタもアカウントあるし笑
あんたらに教えたくないだけ笑
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 一方だけが権利と事物を譲渡する贈与においては、未来の権利譲渡の約束だけでは効果を持たず、宣言の時点で権利を譲渡している、または未来の譲渡が保証されている必要がある。一方、相互に権利を譲渡する契約においては、未来についての約束だけで成立する。何故なら、一方的な贈与においては直接的にそれによる利益が見込まれず、実際に贈与する意図があるかどうか疑わしいが、相互的な契約においてはそれによる利益を前提としており、また互いにそれに同意していると想定される。したがって、未来に関する相互の契約履行の口約束はそれだけでも、履行に時間差のある信約として機能する。ここにも、ホッブズにおける人間の意志は必ず利益への欲求か損害の忌避に基づくという前提が働いている。動機となる欲求か忌避が見出だされるからこそ、個々の行為が意志的なものと見なされるのである。