共感で繋がるSNS
GRAVITY(グラビティ) SNS

投稿

臼井優

臼井優

【独自】菅直人元首相、夫人が明かす「認知症」「要介護3」の現在…東日本大震災のことは「覚えていない」家族と過ごす穏やかな日々
Yahooニュース

ところでこの日、私はISSEY MIYAKEの服を着ていた。それを選んだのは、菅氏の政治的原点である故・市川房枝さんとゆかりがあるからだ。伸子さんに「じつはこの服……」とブランド名を伝えると、すぐに察して「三宅一生さんは、市川先生をモデルにされた方よ」とフォローしてくれた。

その後、「菅の資料室があるんだけど、見ていかない」と、伸子夫人は2階の一室に案内してくれた。3畳ほどの小さな部屋には、背丈ほどの本棚が6つ並び、本が200冊ほど収納されている。

棚の目立つところには、司馬遼太郎の『坂の上の雲』の単行本が揃いで収まっていた。2人の息子のうち長男の源太郎氏(現武蔵野市議)の名前は、この作品の登場人物から取られたという。

 ほかに目につくのは、チェルノブイリ原発事故など、原発の専門書群だ。「東日本大震災のときは、東京を含めて、東日本に人が住めなくなるかもしれなかったのよ」と伸子さんは語る。

 当時、巨大津波に襲われメルトダウンし、水素爆発を起こした福島第一原子力発電所は制御ができなくなった。東京電力は現地から撤退する方針を示したが、理系で原発にも精通していた当時の菅首相は東京電力に乗り込み、経営陣を怒鳴りつけて撤退をやめさせたのだ。

 蔵書のなかには、フランスの故・ミッテラン元大統領や、2025年に刊行されたばかりのドイツ・メルケル前首相の回顧録もあった。見ている私に、伸子さんが解説してくれた。
GRAVITY
GRAVITY2
関連する投稿をみつける
話題の投稿をみつける
関連検索ワード

【独自】菅直人元首相、夫人が明かす「認知症」「要介護3」の現在…東日本大震災のことは「覚えていない」家族と過ごす穏やかな日々