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臼井優

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「同じ穴の狢(むじな)」
 → 見た目は違うように見えても、実は同じ仲間であること、特に悪い意味で「同類」や「共犯関係」にあることを指すことわざです。

アナグマ(狢)の掘った穴をタヌキやキツネが共同で使う習性から生まれ、裏でつながっている悪党などを揶揄する際に使われます。

意味と使い方
表面上は無関係に見えるが、実は同類である:ことのたとえ。
多くの場合、好ましくないこと(悪事など)で結びついている集団や人物に対して使われます。

「同じ穴の狸(たぬき)」、「一つ穴のむじな」とも言います。

由来
「狢(むじな)」:は、主に日本に古くから生息するアナグマ(穴熊)を指しますが、地域によってはタヌキ(狸)やハクビシンなども含めて呼ばれることがあります。

アナグマが掘った巣穴を、タヌキやキツネなどの他の動物が利用することがあり、その習性から「同じ穴を共用する(=同じ仲間)」というイメージでこのことわざが生まれました。

例
「あの会社とこの会社は、表向きは競合しているが、実は同じ穴の狢だ。」(表面上は別だが、裏でつながって同じようなことをしている)。

「同じ穴の狢」は、相手も自分と同じような悪いことをしているから、とやかく言えない状況を表す「目くそ鼻くそを笑う」や「ドングリの背比べ」といった類語もありますが、「同じ穴の狢」はより「共謀関係」や「同類性」に焦点を当てた表現です。
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「同じ穴の狢(むじな)」