御朱印をいただくにあたっては、神聖な場所への参拝の証として、いくつかの大切なしきたり（マナーやルール）があります。主な点を以下にまとめます。

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臼井優

2025/12/30

御朱印をいただくにあたっては、神聖な場所への参拝の証として、いくつかの大切なしきたり（マナーやルール）があります。主な点を以下にまとめます。
御朱印の主な基本的しきたり
必ず参拝する：御朱印は単なる記念スタンプではなく、その寺社へお参りした証です。御朱印をいただく前に、必ず本堂や本殿で参拝を済ませましょう。参拝をせずに御朱印だけを求めるのはマナー違反です。
御朱印帳を用意する：御朱印は神様・仏様からの尊い印として、専用の「御朱印帳」にいただきます。ノートやメモ帳などは適切ではありません。神社やお寺によっては、御朱印帳がないと紙の御朱印（書き置き）のみの対応となる場合もあります。
初穂料（志納金）を準備する：御朱印をいただくための費用は「初穂料」や「納経料」と呼ばれます。一般的には300円から500円程度が多いですが、寺社によって異なります。お釣りのないように小銭を用意しておくのが丁寧なマナーです。
書き入れを待つ間のマナー：御朱印を書いていただいている間は、静かに待ちましょう。神職や僧侶が集中して書いている手元を覗き込んだり、大声で話したりするのは控えましょう。混雑時は時間がかかることもあるため、時間に余裕を持って行動することが大切です。
御朱印帳の扱い：授与所に御朱印帳を渡す際は、書いて欲しいページを開いて渡すとスムーズです。また、墨が乾く前に御朱印帳を閉じると他のページに滲んでしまうため、乾いてから閉じるように注意しましょう。
寺社は分けることが望ましい：神社と寺院の御朱印は、本来は別のものとして御朱印帳も分けることが推奨されていますが、必須ではありません。ただし、寺社によっては分けることを求められる場合もあるため、気になる場合は確認しましょう。
転売しない：御朱印は信仰に基づくものであり、神聖なものです。フリマアプリやオークションサイトなどでの転売は厳禁です。
これらのしきたりを守り、神様や仏様への敬意と感謝の気持ちを持って御朱印をいただくことが大切です。

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