いま社会に蔓延しているのが、人々をコントロールする為の「実用的な道徳」であるとすれば、これを「実用」部分と「道徳」部分に切り離す事で、次のような組み合わせが可能となる。 ①実用的な道徳 （経済活動に有用） ②非実用的な道徳 （自己統御の為に有用） ③実用的な不道徳 （ポリコレ回避の為に有用） ④非実用的な不道徳 （精神衛生の為に有用）

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三島に馴染みの薄い人が最初に読んで、しばしば好感を覚えるらしい『不道徳教育講座』。先程の類型に当てはめるなら、これは③と④の間くらいに該当するかな。一方、『葉隠入門』や『行動学入門』は②か。

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@💤 ： 私は①が不得手なので、不得手だからこそ①を使えるようになりたいのだが、「実用性」サイドからは接近しづらいものを感じた。なら、実用性を包括するような道徳体系を、儒学の中から見つけ出せばいい。

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