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臼井優
海辺の砂がすべてなくなっても、世の中から泥棒(悪人)がいなくなることは決してないだろう、という意味のことわざ・辞世の句で、石川五右衛門が釜茹での刑を受ける際に詠んだとされる有名な言葉です。無限にあるもの(砂)と、決してなくならないもの(盗人の種=悪の根源)を対比させ、世の中の悪の存在の根深さや普遍性を表しています。
詳しい解説
「浜の真砂(まさご)」: 浜辺の砂のこと。数えきれないほど無数にあることのたとえです。
「盗人の種(たね)」: 泥棒の仲間や、悪事を働く者の根源・種類を指します。
作者・背景: 安土桃山時代に活躍したとされる大盗賊、石川五右衛門が、豊臣秀吉によって捕らえられ、釜茹での刑に処される直前に詠んだとされる辞世の句(最期の句)です。
意味: どんなに莫大な数(浜の砂)であっても、いつかは尽きてしまう。しかし、人間の悪(盗人の種)というものは、決してなくならないほど根強く存在し続けるだろう、という世の無常観や人間の本質を表しています。
歌舞伎や文楽などでも取り上げられ、世の中の悪は形を変えながらも尽きることがない、というテーマとして現代でもよく知られています。
斬鉄剣 (石川五右衛門のテーマ)
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珠雅(しゅが)
兵たちの戯れ。カジュアルな斬首刑ごっこ
✧• ─────────── •✧
どこかの異世界の王国軍の練兵場にて。
「ねえ、暇だし首の刎ね合いして遊ぼうぜ!」
兵士1――自称・期待のルーキー、アルフレッドが、錆びた剣を片手に校庭でドッジボールに誘うような気軽さで言った。
「おっ、いいじゃん。それ、先に三回首飛ばした方が勝ちね」
二つ返事で応じた兵士2のバッシュは、負けた時のリスクも忘れない。「負けた方は昼飯のデザート、プリンを譲ること。異論はないな?」
「望むところだ! れでぃー、ふぁいっ!」
ガキンッ! と鋼鉄のぶつかり合う音が響く。模擬戦用の木刀? そんな生ぬるいものはこの『超速蘇生軍団』には存在しない。
キンキンキン! 火花が散り、剣筋が空を裂く。
「おらぁ!」
「あ、やべっ」
ズシャッ、ボトッ。
スイカ割りでも成功させたような快音と共に、バッシュの頭部が重力に従って地面へ転がった。
第2章:想定外の「Empty」
「おっしゃ、一回戦先取!」
アルフレッドはガッツポーズを決め、転がった友人の頭を拾い上げる。
「あー、いてー。マジかよ。はよ蘇生装置頼むわ。首だけだと視界が回ってキツい」
「任せろって。最新型の魔導蘇生機、ポチっとな!」
だが、機械から帰ってきたのは、無慈悲な電子音だった。
『ピー! エラー! 魔力タンクがEmptyです。蘇生には上官の魔力充填が必要です。マニュアル操作で救命を遂行してください』
「……え?」
「え? じゃないよアル。俺、ここでおさらばなの? え、マジ? ウケるんだけど(笑)」
喋る生首を抱え、アルフレッドの顔から血の気が引いた。
第3章:将軍、降臨
「あっちでバトス将軍が素振りしてる! あのおっさんに泣きつこう!」
アルフレッドは脇にバッシュの生首を抱え、猛ダッシュで将軍のもとへ駆け寄った。
「将軍! 助けて! 仲間が死んじゃう!」
巨躯を誇るバトス将軍は、素振りを止めて眉を潜めた。
「あ? なんだ、敵襲か……って、お前、何を小脇に抱えてるんだ?」
「バッシュの首です! 蘇生装置がガス欠で!」
「……はあぁぁぁ!? お前ら、何してんの? アタオカなの?」
第4章:蘇生魔法の乱れ打ち
状況を把握したバトス将軍の頭痛は、全盛期の魔王軍襲来時を超えていた。
「お前らなぁ、あの装置は魔法兵が定期的に魔力を注ぎ込んで維持するもんなんだよ! なんで新兵の遊びのために全容量使い切ってんだ!」
「へへっ、遊んでました。でもちゃんと訓練の後ですよ?」
バッシュの生首が器用に笑う。
「まだ生きてるお前も大概だがな! ったく、貸せ!」
バトス将軍はバッシュの首と体を無理やりくっつけると、伝説級の魔法を惜しげもなく叩き込んだ。
「リザレクション、フルヒール、ついでにボディリペア! おい、付いたか?」
一瞬で肉体がつながり、血管が再生され、バッシュはピョンと飛び起きた。
第5章:教育的指導(?)
「ぷはぁっ! 生き返ったー!」
首を回して馴染ませるバッシュを見て、将軍は深く、深いため息をついた。
「いいかお前ら。もうこんなバカな遊びはするなよ? 次はちゃんと蘇生装置に魔力を込めてもらってからやるんだ。わかったか!」
「「はーい!!」」
第6章:勝負の行方
呆れ果てた将軍が素振りに戻るのを見送りながら、アルフレッドは不敵に笑った。
「さて、一回飛ばしたから俺のリードだな。さあ、食堂へ行こうぜ。約束のプリン、楽しみにしてるぜ!」
「くっそ、次は負けねぇ。次は絶対お前の首を真っ先に飛ばしてやるからな!」
夕日に向かって歩き出す二人の兵士。その会話は、どこまでも平和で、どこまでも狂っていた。
✧• ─────────── •✧
[完]


牡丹
それでも、本気で怒った後の後悔や周りの人たちが困るのは嫌なので怒らないです。
怒りを我慢するのはすごく難しいので、怒ってるわってなったときに、セルフでおまじないの言葉を唱えて歯を食いしばりメイウェザー並みの拳が前に出るのをぐっと堪えます。
私のための怒りを我慢するためのおまじないは
「こいつ来世ゴキブリ決定」
怒らずに、自分がそいつより幸せになってやることが最高の仕返しだと私は思うので、来世ゴキブリなんかに感情移入してる暇はねぇって気合で納得して誤摩化してます。
ソーリー・ノット・ソーリー

笹鳴/彗星ムシ
水鼻やら咳やらで毒素が排出されていく度、心身がフラットに戻っていき、「あの言葉嬉しかったなあ」や、「あの言葉悲しかったなあ」と自分を捨てずに考えられている。
身体が元気で忙しくしていると優劣や、善悪で捉えがちな事も、この瞬間ちゃんと受け止められる。
あとは歌えない時に限って歌いたくなるねえ。
純粋に演奏したいと思える。
生きている事、死んでいく事をそのままサラッと。
強くない事が僕にとっては強さなどだと実感している必要な時間。

黒密
過去帳である
普通お寺にあるものだが、何時の時代か判らないが写本(手書きのコピーね)させてもらったものらしい
どちらにせよかなり古いものには違いない
寛文十三 巳年とある
いつ頃よ?って調べたら1673年だった
これが写本されたのはもっと後になってからだろうが、紙と墨と言うメディアは強いなぁと思ったのである
色んな意味でちょっと感動した日だった


蘭𓂃𓂂ꕤ*.゚
嫌な気持ちになったなら無視する力、合わないと思ったらそもそも相手にしない
言葉の交わりは勝ち負けではありません
お相手に直接言えないことは口を紡ぐ、愚痴や悪口はいちばんにご自身の心を醜くします
そして、あなたを見ている人は必ずいます
「ほっとく」、それだけでいいんです[ハート]

亀太郎の玄孫
僅かに残った体毛を揺らし、脂肪に覆われて生殖器の判別も難しそうな姿で歩いているのが人間だった。
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セナ
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りと
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カレー
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