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元小説科学者の闇

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「人生は物語である」☚これナラティブ認知だとか、冒険の書シミュ仮説だとか、物語的同一性だとかを経ての一結論なのに、人によってはどうしても安っぽく聞こえてしまうという。

それでも俺は、まあ物語的に上手くて美味いから結論先取的ではあるんだけど、本当に人生は物語なんじゃないかって思ってきてる。

実際にそう思うと──自分の人生は物語であり、自分は主人公だと思うと──最後はハッピーエンドなんだと根拠のない希望を持てるし、周りの悪人にも役割を与えられるし、苦しみに意味を見出せるし(物語に不可欠な「谷」であり、今はジャンプの前のしゃがみ込みなんだ!みたいな)そもそも本来的に意味がないもの全てに意味を持たせられる。

つまりなんだかんだ生きる上で強いマインドっていう。
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コメント

元小説科学者の闇

元小説科学者の闇 投稿者

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あとは単純に3幕構成的な話、つまりは構想的な話でね。どんな物語的じゃない駄作だって3幕構成(正確にはアリストテレスはそんな呼び名を使ってなかったけど)によればどんな人生もまな板の上にのっちゃうっていう。劇的な人生も退廃的な人生も等しく物語化させられるっていう。それはある意味酷いのかもしれない

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