川端康成の『日向』じゃないが、他者を見る事それ自体が既に一種の加害だ。見ても差し支えないタイミングで見る。さもなくば、相手にストレスを与えてしまうし、「ストレスを与えてしまったのでは」と不安になる。ただ、他者はいつでも「大丈夫だよ」とサインを送ってくれるわけじゃない。大丈夫かどうかは、フィーリングで判断する必要もある。フィーリングに操作が入ると、サディズムを肯定する為のロジックを、自分一人で勝手に作り始める所がある。これは良くない。サディズムが最適化するよう、現実の難局に対して、常にサディズムを使い切っておく方が良い。