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アクア−Devil
古いレンガ造りの家が立ち並ぶ、細い路地の奥に、小さな白い猫が暮らしていました。名前はルナ。月の光を浴びたような、ふわふわの白い毛と、夜空の星を映したような金色の瞳を持つ、好奇心旺盛な猫でした。
ルナの一番のお気に入りの場所は、家の屋根の上でした。夜になると、そこで静かに座り、満点の星空を眺めるのが日課でした。ルナはいつも思っていました。「あのキラキラした星々は、一体どこへ向かっていくのだろう?」
ある満月の夜、ルナがいつものように屋根の上で星を眺めていると、空から一筋の光がスーッと降りてきました。それは、まるで小さなダイヤモンドが宙を舞うかのような、輝く星のかけらでした。星は、ルナのすぐ目の前の、古い煙突の上にチョンと止まります。
「わぁ……!」
ルナは思わず息をのみました。こんなに近くで星を見たのは初めてです。その星は、まるでルナの金色の瞳と同じ色をしていて、どこか寂しそうに瞬いています。
ルナがそっと前足で星に触れようとすると、星は「ぴるる…」と小さな音を立てて、ルナの手のひらに飛び乗ってきました。とても暖かく、そして少し震えているようです。
「迷子なのかな?」
ルナは、この小さな星が、遠い空から落ちてきた迷子の星だと直感しました。星はルナの問いかけに応えるかのように、手のひらの上でクルクルと回り、さらに強く輝きました。
ルナは迷子の星を助けてあげたいと思いました。しかし、どうやって星を空に返すのか分かりません。夜が更け、冷たい風が吹き始めると、星の輝きも少しずつ弱まっていきました。
「大丈夫だよ。私が空に返してあげる!」
ルナはそう決心すると、迷子の星をそっと口にくわえ、路地を下り、町の探索に出かけました。
まず向かったのは、町の外れにある、丘の上の天文台でした。きっと、ここなら星を空に返す方法を知っている人がいるはず。しかし、天文台は鍵がかかっていて、誰もいません。ルナはがっかりしましたが、諦めませんでした。
次にルナは、町の図書館へ忍び込みました。たくさんの本の中から、星や宇宙に関する本を探します。分厚い本を前足でめくり、絵や図を頼りに、必死に手がかりを探しました。すると、「月のしっぽ」という古い伝説のページが目に留まります。
その伝説には、月に住むという不思議な生き物が、夜空に落ちた星を拾い集め、月のしっぽを使って空へ返す、と書かれていました。
「月のしっぽ…!」
ルナは迷子の星を抱きしめ、再び屋根の上へと駆け上がりました。満月が、まるでルナを待っていたかのように空に輝いています。ルナは、満月に向かって精一杯、小さな声で呼びかけました。
「お月様! お月様! 迷子の星を助けてください!」
すると、どうでしょう。満月が、まるでルナの願いに応えるかのように、今まで見たこともないほど明るく輝き始めました。そして、月の中から、一本の銀色の光の線がスーッと伸びてきました。それはまるで、月の長いしっぽのようでした。
「わぁ…!」
ルナは驚きと喜びで、目を丸くしました。月のしっぽは、ルナの目の前までゆっくりと降りてきて、迷子の星の周りを優しく包み込みます。星は、月のしっぽの温かい光に包まれて、再び強く輝き始めました。
「ぴるるるる…!」
迷子の星は、ルナに別れを告げるかのように、嬉しそうに光りながら、月のしっぽを伝って空へと昇っていきました。ルナは、星が再び夜空の仲間たちと合流するのを見届けると、安堵の息をつきました。
それからというもの、ルナは夜空を見るたびに、あの迷子の星を探すようになりました。そして、星が輝くたびに、ルナは小さく笑ってこう思うのです。
「また会えたね!」
ルナは、迷子の星を空に返したことで、自分が特別な猫だと知りました。そして、夜空の星々が、ただ遠い光なのではなく、それぞれに物語を持っていることも。
今日もルナは屋根の上で、月のしっぽと、迷子の星との再会を夢見て、夜空を見上げています。

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りゅーちゃん❤︎☆
(´;ω;`)斜視がちょっと気になるけど
(´;ω;`)斜視も終わったら、もっと可愛くなるよね
(´;ω;`)ちょうど、来年の3月、今の障害者手帳のハンコいっぱいで、写真が、DVの受け始めで痛々しいから、変えたかった
(´;ω;`)目が、元の大きさに戻った
(´;ω;`)てか、前よりデカイ


ましろ
自撮りなんか全然しないからちょっと前のやつだけどこんな感じです
ただ群馬友が欲しいだけなので気軽に接してもらえると助かります!
#群馬


はなくま🐰
ちなみに声は掛けれない🤣
Merry & Happy

レオン

帯椀 稀能毘
あそこの星も管理者抜けたん?
#ひとりごとのようなもの

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牛男ポ

かる

ろっき

ぬいぬ

ななま

ガチニ

るーる
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