台風の日、寡黙なマスターがやってる地下の喫茶店、客は僕一人、コーヒーと煙草を相棒に本を読んでいたが読み切ってしまって暇を持て余している。まだ外はひどい風雨だ。するとマスターが「こちらへ」と言い、カウンター裏に連れてきてくれた。そこは小さな書庫で、いかにも僕が好きそうな小説が並んでおり、コーヒーと古本屋の匂いが混ざり合った素敵な匂いがした。…みたいな展開をずっと待ってる。というかそういうお店やりたい。