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アクア−Devil
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むかしむかし、山のふもとに「おいしゃさんの森」というふしぎな森がありました。
そこには、いろいろなちいさな動物たちがくらしていて、みんな元気いっぱい。
でも、時々けがをしたり、びょうきになったりする子もいました。
そんなとき、森にやってくるのが――
ドクター フクロウ。
フクロウ先生はとてもかしこくて、森のだれよりもお薬のことを知っていました。
でもね、先生ひとりでは、ぜんぶのことを治せるわけじゃありません。
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ある日、リスのルルが木から落ちて、足をけがしてしまいました。
フクロウ先生が見て言いました。
「うむ……これは、わたしのまほうでは治せないな。
ここは、“チーム”の出番じゃ。」
そう言って、先生は森じゅうに声をかけました。
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すぐに集まったのは――
🩺 サルのセッセさん(けがをなおすリハビリの達人)
💊 ハリネズミのハリーさん(薬をつくる薬剤師)
💉 ウサギのミミ先生(注射や検査がとくいなナース)
そして、フクロウ先生(ぜんぶをまとめるドクター)
みんなちがう仕事をしているけれど、目指すのはひとつ。
「ルルのいのちと げんきを守ること」でした。
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セッセさんが言いました。
「足をゆっくり動かすんだ、少しずつでいいよ。」
ハリーさんが言いました。
「薬草をまぜたクリームをぬると、いたみがやわらぐよ。」
ミミ先生は、ルルのとなりでやさしく声をかけました。
「がんばってるね。もうすぐ歩けるようになるよ。」
フクロウ先生は、みんなの様子を見ながらメモを取り、こう言いました。
「それぞれの力が合わさると、まるでひとつの心のようだ。」
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数日後、ルルはすっかり元気になりました。
木の上から笑って言いました。
「ありがとう! みんながいてくれたから、こわくなかった!」
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フクロウ先生は森の真ん中でみんなに話しました。
「医のしごとは、ひとりの力ではなく、
“分け合い”“助け合い”“守り合う”ことだ。
それが、“いのちをまもるチーム”というまほうなのだよ。」
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その日から、森の動物たちは、けがをしてもこわくなくなりました。
だれもが自分の得意なことを生かして、
だれかの命を守るチームの一員になれたのです。
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🌿 おしまい 🌿
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