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臼井優
電子定款を利用せず、紙の定款を作成する場合は約10万円となります。
その他の諸経費
法定費用以外に、以下の実費が発生することが一般的です。
会社印の作成代: 約5,000円〜。
登記簿謄本等の発行料: 約2,500円(1通数百円程度)。
資本金: 1円から設定可能ですが、事業規模に応じた額を用意します。
専門家への依頼費用
手続きを司法書士や税理士に依頼する場合、別途5万〜15万円程度の報酬が発生します。
司法書士: 登記申請まで一任する場合の相場は5万〜10万円程度。
設立支援サービス: freee会社設立などのツールを使うと、電子定款の作成を含め、より安価に手続きを進めることが可能です。
費用を抑えるポイント
電子定款を利用する: 4万円の印紙代を節約できます。
特定創業支援等事業を活用する: 自治体の支援制度を受けることで、登録免許税が半額(3万円)に軽減される場合があります。

臼井優
法人化には以下のデメリットもあります。
設立費用と手間:設立には費用(株式会社で最低24万円程度)と手続きが必要です。
社会保険への加入義務:社会保険への加入が義務付けられ、保険料負担が増加する可能性があります。
事務負担の増加:経理や税務申告が煩雑になります。
赤字でも発生する税金:赤字でも法人住民税の均等割が発生します。
これらの要素を踏まえ、最適なタイミングを判断することが重要です。迷う場合は専門家への相談を推奨します。

臼井優
または年間売上が1,000万円を超えた時が目安とされています。
所得が目安となる理由(節税メリット)
個人事業主の所得税は所得に応じて税率が上がる超過累進課税ですが(最大税率45%)、
法人が支払う法人税は、中小企業の場合、所得800万円以下の部分に軽減税率(15%)が適用され、それを超える部分の税率も所得税より低い水準です(約23.2%)。
この税率差により、所得が800万円~900万円を超えると、法人化した方が税負担が軽くなる可能性が高まります。
その他の判断基準
所得以外では、以下の状況も法人化を検討する理由となります。
消費税の納税義務:年間売上が1,000万円を超えると2年後から消費税の課税事業者となりますが、法人化で設立から最大2年間、消費税の納税が免除される場合があります。
社会的信用の向上:法人化により信用度が増し、融資や取引がしやすくなります。
事業拡大・資金調達:株式発行による資金調達や事業承継には法人化が必要です。

kazu

臼井優
社会保険への加入: 法人は原則として社会保険(厚生年金保険・健康保険)への加入が義務付けられます。
これにより、個人事業主の国民年金・国民健康保険よりも将来の保障が手厚くなることが多いです。保険料は法人と個人で折半して負担します。
事業承継の円滑化: 法人の場合、株式の移動によってスムーズに事業承継を行うことができます。個人の財産と法人の財産を明確に分離できるため、相続対策もしやすくなります。
まとめ
法人成りは、これらの税法上のメリットを活かして、手元に残るお金を増やし、事業の安定と将来の展望を広げるための有効な選択肢となります。
ただし、社会保険料の負担増や設立・運営コストなど、デメリットも存在するため、専門家と相談の上、総合的に判断することが重要です。

臼井優
役員退職金: 将来、役員が退職する際に支払う退職金は、一定の要件を満たせば法人の経費(損金)として計上でき、受け取る個人も税制優遇された形で受け取ることができます。
生命保険料: 個人事業主では経費にできない生命保険料の一部または全部を、法人の契約として福利厚生費や損金に算入できる場合があります(保険の種類や契約内容によります)。
出張手当: 合理的な金額の範囲内で「日当」を支給した場合、法人は経費として計上でき、受け取る個人(役員や従業員)は非課税所得として受け取ることができます。
社宅: 役員や従業員に社宅を貸与することで、適正な賃料を設定すれば、家賃の一部を法人の経費として処理し、個人の実質的な手取りを増やすことができます。

臼井優
1. 節税効果
所得税と法人税の税率差: 日本の所得税は累進課税で最高税率が45%(住民税と合わせると55%)に達する一方、法人税の実効税率は通常20%台後半です。事業所得が増加するほど、法人税の方が低税率になるため、大きな節税メリットが生まれます。
給与所得控除の利用: 法人化すると、事業主は法人から役員報酬という形で給与を受け取ります。この役員報酬には「給与所得控除」が適用され、一種の経費として所得から差し引くことができるため、個人の所得税負担が軽減されます。
損失の繰越期間: 赤字(欠損金)が発生した場合、個人事業主では最大3年間しか繰り越せませんが、法人の場合は最大10年間(2018年4月1日以降に開始する事業年度)の繰越控除が認められます。これにより、将来の黒字と相殺して税負担を軽減できます。
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