菊比古と助六の二人が、幼い小夏の前で、落語を披露して最も幸せな時間を過ごしたのもつかの間、助六と女房は、落下事故で死んじまった。菊比古は、「またあたしは捨てられた。このまま落語と心中しよう」と無二の親友とかつて愛した人を失って、心に誓う。これがドラマのタイトルだったと、今更知る。#昭和元禄落語心中