ある単純な善霊がいて、悪霊たにを真理と善で教化したいと思っていました。ところが悪霊たちは、その教化を嫌って、遠くへ逃げていきました。そして自分のところへ戻ってくると、みずからの愛に合致するあれこれの偽りを、楽しげに吸い込んでいました。