：自己受容への旅路 - まずは聞くから始めよう

『まずは「聞く」からはじめよう』

‐一つ一つ輝く星が外部の目にはまとまって見える‐

「自分にとって自分らしくいられる
つまり、この世界に自分の居場所があって、声を上げる権利があって、共有できるものがあるということだ」

‐くよくよした状態は不愉快には違いないが、利用価値があると思うようになった。このおかげで激し教訓が身にしみ、改善しようという気持ちが強くなり、チームメイトとのあいだの距離は縮まる。さらに、自分が間違ったという感覚を何度も持つことで謙虚になれる。ディベーターにとって、自分が間違えるかもしれない、時間をかけてまとめた意見に欠陥があるかもしれない、という考えは抽象的な概念ではない。経験に即したものだ‐

‐組織行動論の教授であるクリスティナ・ティン・フォンは、両面感情（ポジティブな感情とネガティブな感情を同時に経験すること）と創造性（概念間の普通ではない関係を認識する能力）にはつながりがあると主張した。
ディベートおよび相反する知的価値を経験することは、同じように作用すると思える

ぼくは子供たちがディベートでの訓練で得たもの―他人を説得するための知識、技能、意欲、そして品位を持って、勝ち、負けること、それから両面性の受容―を生かす機会があることを願った。
世界の舞台で自分たちの価値観を守るために議論しなければならなくなったときに生かせるかもしれない‐

‐人間関係はまとまらないのが普通であり、それは恐れるものではない。私たちが豊かな存在であることを示している‐

#読書　 #ディベート