：建築現場の裏技！タイル張りの意外な落とし穴と解決策

お疲れ様です。

久々に面白いものを見つけた。

これはね、こういうところに大判タイル張ると、
いや、普通にタイル張ると良く起こるんだけど。

金属とかって、熱によって大きさが変わるの。
コンクリとかほかの物質にもあって、歪み？やら熱膨張？なんやら言われるんだけど。
ものによって膨張する比率が異なるんよね。
で、なんでこんなことが起きるかと言うと、
下地のコンクリートとタイルの比率が異なるために、タイルが浮くんよ。

下地のコンクリートが縮む、もちろんタイルも縮む。しかし、縮む率が違うので、極端な例としてコンクリが、10cm縮む温度で、タイルは5cmしか縮まない。
そうなった場合、コンクリートにモルタルでしっかりとくっついてるタイルには5cm無理やり縮めラれる圧力がかかる。
それが、そのうち上のベクトルに変わって、このように真ん中が膨れ上がり破断する。

と、原理はこんな感じなんだけど、そんなこと言ったらどこでもそうやんって話になるんだけど、これにはさらにもっと深い仕組みがあって…

広いところだと、この圧力の逃げ道があったりする。

目地とか、下地とか…
張り付け剤とか…

ただ、この場合、もう少し別の要因として、逃げ道がないということがある。
左右両側が建物で、この両面から押されてる状態になってる。

この場合、茶色？
の壁のところに太めの目地、できたら弾性目地をとるとこういうことにはならない。
圧力を弾性目地が吸収するから。

弾性目地、弾性接着剤
この場合は縁を切ってコーキングでもいい。
伸縮めじってやつ。

そうしないと恐らく弾性接着剤で張り直しても同じことになる。

ちなみに、このタイル、裏足からするとニッタイのルミネじゃないかなと。

あくまで予想よ？
実物照らし合わしてないからわからんけど。

よくあるたいるだからね。

とまぁ、前職の杵柄を披露してみました。

お疲れ様でした♪

お疲れ様です。