甘えん坊なAくんの成長物語～卒園間近の子どもたちの心情～

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ゆばちゃん号🛵³₃

2024/03/14

日に日に卒園式が近づいてきてます！
寂しく思うのは、先生達だけではなく、もちろん子ども達や保護者の方もです…

ある夕方…

甘えん坊なＡくん、いつも帰り際に「先生、さよなら！」ってタッチやハグをしてから帰るのが彼のルーティンです。
その日も、「先生、さよなら…」っと抱きしめてくれました。しかし、一向に離れず保護者の方も「帰るよ？」っと言っていました。Ａくんの顔を見ると、少し泣きそうな顔。
「え！？どしたの！？」と聞くと「…卒園したくない！さよなら、したくない！」と言って力を込めて抱きしめてくれました。
保護者の方もちょっとうるうるしてました…
私も貰いうるうる…でも、大きく羽ばたいていくこの子達を送り出すのも私達の仕事です。
「先生達も寂しいし、行かないで！って思うよ？でもさ、小学校…行きたいんだよね？勉強とか、給食楽しみって言ってたよね？…ずっと保育園にいたら、これから待ってる楽しいこと、できなくなっちゃうよ？」と言うと、しょげた顔になりながら離れて「いつでも遊びに来ていい？」と言うので「もちろん！寂しくなっても、遊びにきたくなっても、いつでもおいで！」と答えました。
少し納得したのか離れてバイバイできました。
変化することが楽しみであり、寂しく不安にもなる…大人になって、送り出す立場になって、今まで成長するまでの間色々支えてくれてきた自分の周りの大人達の気持ちがわかったような気がしました。

#保育 #保育の一コマ