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Kei

Kei

高速道路で降ろされた話


大学生の時、自分はエ○ランと呼ばれるホンダ主催の燃費競技大会に参加した。(学生が自ら企画、設計、制作、スポンサー集めを行う。部活の顧問は教授でアドバイスをくれる。)
ガソリン1リットルで何キロ走れるか?と言うものだ。実際に1リットル無くなるまで走るわけでは無く、どのチームも一定距離を走りガソリンの減り量から算出する。(トップチームは2000km/L程走る)
栃木県のツインリンクもてぎで開催される。俺たちの大学は埼玉県にある。
大会の日程は決まっていて、そこに向けてマシンの完成、テスト走行、カットアンドトライに明け暮れる日々で寝る間も惜しんで全力を注ぐ。まさに地獄のような日々、、、
大会当日、自分の所属するチームは電装トラブルが頻発し、出走直前までマシン調整に追われた。
そして結果は...出走できず、敗退した。
疲れ切った学生達、マシンを牽引する教授のハイエースに揺られ、高速道路で大学までの帰宅が始まった。
学生は8人程乗ってたかな?とにかく帰りの車内は眠かった。そこで教授が一言。
教授「皆んな寝るなよ?寝たら降ろすからな」
生徒達「はい、分かりました。」
助手席に乗っていた俺も返事をした。
そして、前日2時間しか寝てなかった俺はパンを一つ食べ、ものの数分で眠りについてしまった💤

教授「〇〇、降りるか」
俺「はい、分かりました。」
なんと栃木から埼玉に帰る高速道路の途中(壬生SA)で降ろされた。
所持金数百円、スマホのバッテリー3%

さてどうする。途方に暮れてスマホを見たらバッテリーが切れた。

仕方なくヒッチハイクをして帰ろうと試る。
とりあえず埼玉より南のナンバーを探して声をかける。
女性二人(多分母親と女子大生くらい?)に事情を説明したが、ごめんなさい、ちょっと危なそうなのでNGで。

次は中年の夫婦にお願いするも断られた。
それもそうだ、無理はない。汚い作業着を着た20歳そこそこの男がにわかに信じがたい話をしできているのだから、普通は何かトラブルに巻き込まれると思うだろう。

数組に断られた後、一人でいるお婆さんに話しかけた。事情を説明すると快く引き受けてくれた。
しかも、奇跡的な事に僕の家から数キロしか離れていない場所に帰るんだとか。

車内で色々話をしながらついに家まで送ってもらった。
感謝してもしきれない思い出だ。
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コメント

Kei

Kei 投稿者

3 GRAVITY

教授から沢山のことを学び、感謝しか無いので教授を批判する事は遠慮して頂きたいです。

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YOU

YOU

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良い学びでしたね

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kana

kana

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そこ? どーみても 教授やばない?

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Kei
Kei
家族にも同じように言われますが、10年以上経った今でもボクにしか分からない気持ちがあるんです^_^
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よだ

よだ

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全てを1つのことに捧げてみんなで目標に向かう経験、何事にも変え難いですよね。何年経っても輝いていますよね。お疲れさまでした。 無事に帰れてよかったです笑

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サトシ

サトシ

0 GRAVITY

自分で運転すればいいのに。 そして、教授をおろして!

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