投稿
めるみな
機体から降りるとたちまち
USとNon-USに分かれる通路 [写真1]
その悪気ない露骨さを添えながら
All are welcome
[みんな歓迎です]
と迎え入れてくれた壁広告 [写真2] に
英語の息遣いを覚えました。
1) All is well.
2) All are well.
一見、片方が間違いに思えるこの2文。
どちらも正しく意味は異なります。
1)でallはeverything[全て]の意味を持ち
「全てはうまくいっている」となります。
インド映画『きっとうまくいく』の原題です。
2)ではallの後のpeople[人々]を外しています。
壁広告もAll (people) are welcome.が元の形。
All people are well.のallは「全ての」となり
「全員、無事です」と安否報告に使われます。
ちょっとした差でも意味がしっかりと違い
曖昧さを極力取り払う英語らしい一面を実感。
曖昧さを取り払うといえば
先ほどのall = everythingもそう。
意味は同じでも意味合いは異なります。
話題に挙げたいものを一括りにして
大きな「ひとつ」として理解するのがall。
一方のeverythingは話題にしたいものを
一つひとつ指差し積み上げて全体を捉えます。
「全て」の捉え方を意識的に切り替える発想は参考にしたいところ。
またAll are welcomeは
特に米国で教会を中心に見かける掲示。
誰にでも分かる単語だけで出来た
温かい気持ちになる言葉ですが
わざわざこう声がけしなければならないほどに
分断されている実態を思い知らされもします。
すぐさまUSとNon-USに分ける上に
そのUSに含まれる人々すら本当の意味で
allの輪に居るのか定かではない。
だからこそ掲げられるAll are welcomeに
この国の気概を感じ取りその熱量を浴びるべく
入国審査へと足を進めた。
=========
「英語と息づく旅路」では旅先でのやり取りで感じ取った日本語にはない英語の息遣いや英語圏の発想・価値観をご紹介しています。
不定期、かつ、頻度もまばらかと思いますがお付き合いいただければ幸いです。
#英語 #英会話 #English #FUNENGLISH #英語と息づく
コメント
話題の投稿をみつける

しろ🎏

水玉裕

もちも
ここで追加点取れないのが強くない証拠というか。

みなみ(
KEIZAIの基礎知識は?
KEIZAIの基礎知識
定義: KEIZAI(経済)は、財やサービスの生産、分配、消費に関する社会的な活動を指します。経済学はこれらの活動を分析し、理解するための学問です。
主要な概念:
需要と供給: 市場における商品の価格は、需要と供給のバランスによって決まります。
市場経済: 自由な競争によって資源が配分される経済システム。
マクロ経済とミクロ経済: マクロ経済は国全体の経済を、ミクロ経済は個々の企業や家庭の経済行動を分析します。
経済指標:
GDP(国内総生産): 一国の経済規模を示す指標で、一定期間内に生産された財とサービスの総額を表します。
失業率: 労働力人口に対する失業者の割合で、経済の健康状態を示す重要な指標です。
経済政策:
財政政策: 政府の支出や税制を通じて経済を調整する政策。
金融政策: 中央銀行が金利や通貨供給量を調整することで経済に影響を与える政策。
国際経済: 貿易、投資、国際金融など、国境を越えた経済活動を含みます。国際経済の理解は、グローバル化が進む現代において重要です。
これらの基礎知識は、経済の動向や政策を理解するための出発点となります。

た

栄養

あいう

りばん

かなこ
ほんとはホームランがいい
#カープ

あき@ (
もっとみる 


めるみな 投稿者
[写真1]・[写真2]とその他の写真です。 空港でSTAR WARS関連の全面広告を打ち出ているのは実にこの国らしいですね。
VGSおむすび
映画「きっと、うまくいく」の原題は「3 Idiots」ですね。その映画の主題歌(?)のタイトルが「Aal Izz Well (All is Well)」です。 All is well ≒ (ひとつひとつチェックしてその)全てが大丈夫 All are well ≒ (チェックなんかせず十把一絡で)全てが大丈夫 と理解すればよろしいでしょうか。 every と all のニュアンスの違いはよくごっちゃになってしまうのですが、私が旅先で見つけた例を紹介させてください。
めるみな 投稿者
Micheal Swanさんの"Practical English Usage"によりますと ・allとeveryにはほぼ違いはなけれど、everyには「例外なく」という意味合いがある ・All is〜や All are〜の表現は比較的古く、このallは「全ての人(everybody)」にも「全ての物(everything)」にもなれる などが書いてあります。 よろしければ是非参考にご覧くださいませ。
めるみな 投稿者
情報量を見誤っていますね。悪例として胸に刻みます。
めるみな 投稿者
【訂正】 原文14行目で触れたインド映画『きっとうまくいく』の原題は"3 idiots"で、その劇中歌が"Aal Izz Well (All Is Well)"でした。 正しくないことを書いてしまい失礼致しました。 こちらはVGSおむすびさんが見つけてくれたのですが、今回のVGSおむすびさんのコメントも大変お勉強になり、まさに英語の息遣いを感じ取れるひと場面を共有くださっているので是非コメントをご覧いただければと存じます : ) 訂正続きで恐縮ですが、出来る限りミスがない状態で投稿するよう努めますので、これに懲りずにお読みいただければ幸いです。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。